こんばんは。momongaです。
以前の自己紹介のところで書きましたが、私は幼少のころから虚弱体質に悩んできました。それでも身体の悲鳴を無視しつつ、20代前半まで勉強、遊び、留学、仕事などめいいっぱい学び、遊び、働いてきました。燃え尽きたのでしょう。パニック発作を起こすようになったのが20代半ば。それからうつ状態を経験しつつ、良くなったり悪くなったりの繰り返しで30代半ばまで過ごしました。
数年前に知り合いの指圧師さんから、「この特有の身体の固さはトラウマを持っている人に多いから、トラウマ治療をしない限り、いくら指圧や鍼、漢方で身体にアプローチしても戻ってしまうよ」と言われ紹介されたのがEMDRでした。
最初はトラウマと言われてもピンとこなかった部分もあったのですが、事故に加えて機能不全家庭で育ったことも影響しているようでした。(今まだ消化中なのでいつかブログに書きますね。)
EMDRは2-3週間に1度のペースで1年半から2年ほど行いました。(私の状態が悪かったからか、状態が悪いときはカウンセリングで終わり、EMDRをしてもらえたのが3-5回に1回というペースでした。)EMDRを受けた後、当日はとにかく疲れてぐったり。その後2-3日は感情の起伏が激しくなったり悪夢を見たりしました。その後落ち着いてきます。
効果としては
悪夢が減る。(ほぼなくなりました。)睡眠の質もアップ!
思考が襲ってきて頭を休めるのができなかったが、リラックスするということを味わえるようになった。
引き金を引かれて感情的になることも減った気がします。
その後EMDRの先生にソマティック・エクスペリエンスを紹介されて通うことになり、現在まで続けています。トラウマが脳だけでなく身体や神経系にも残ってしまっているのと、私の場合、思考優位すぎることが問題なため、ソマティック(somatic, 身体という意味)な感覚を感じる訓練も治療に役立つとのことでおすすめされました。
こちらでの効果は
身体の感覚を感じられるようになった
過覚醒の時間が減った
無理して過集中を続けることが減った
リラックスが深まった
引き金を引かれて感情的に反応することが減った
引き金を引かれるような場面でも、落ち着いて客観的に状況を見て判断できるようになった
などいろいろ恩恵がありました。
常に気を張っていないと足元から崩れてしまいそうな不安感のようなものがあったのですが、それがだいぶ減ったことが一番の恩恵だったように思います。過覚醒が減りリラックスが深まったことと関係しているのかしら。
ただ、トラウマ治療はリスクというかそれなりに大変なこともあります。
次にまとめたいと思います。
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