戦争や自然災害、重い病気の診断、暴力などひどい出来事の直後に起こることもあれば、数か月や数年後に現れることもあります。
症状としては、悪夢やフラッシュバックでの外傷的出来事の再体験があり、これが不眠症やうつ症状を招くことがあります。
また外傷的出来事を思い起こすような状況や場所を回避したり、思い出さないように、無感覚・麻痺状態になることもあります。
過覚醒、過敏になりやすく、不安や恐怖を常に感じるようになります。このような症状が日常の生活機能を損なうほど深刻なもので1か月以上続く場合、PTSDと診断されます。
治療は薬物療法やPE(持続暴露療法)、EMDR、ソマティック・エクスペリエンス、認知行動療法など様々な両方を組み合わせて行われ、長期的な戦いになります。
ウェイト・ブランケットを使用することで気分変動の改善や、疲労回復のための睡眠の改善に役立ちます。ウェイト・ブランケットで身体をくるむことで安心・安全を得やすくなります。
優しく深い圧力で身体に刺激を与えるとマッサージに通じるような筋肉の緊張を緩める効果があり、セロトニンの分泌を助けることで、不安や恐怖を緩和するといわれています。