「マンマミーア」や「ジュリエットからの手紙」などたくさんの映画に出演し、クレ・ド・ポーなど広告やレッドカーペットでいつも輝くような美しさを披露しているアマンダ・サイフリッド
よくジョギングしている姿がパパラッチされていますが、瞑想もされているようです。
THE DEN MEDITATIONというLAにある瞑想スタジオのオープニングに参加した様子が記事で紹介されていました。
アマンダ以外にもハリウッドの女優さんをはじめ多数参加したようですが、皆さんほぼノーメークにカジュアルな恰好なのが話題になったようです。オープニングパーティのドレスコードがBoho Chicだそうで、一般的にオープニングパーティといえば参加するセレブはドレスにヒール、ばっちりメークのイメージですが、これは逆に新鮮かも。
アマンダはOCD(強迫性障害)を抱えていることをVOGUEやallure、InStyleなどメディアで告白しています。「精神障害も他の障害と同様にもっと真剣に扱われるべきだ」との思いで強迫性障害と共に生きることや障害についてまわる恥ずかしさについてもオープンに話しています。
OCDのために19歳からLexapro(レクサプロ)という抗うつ薬を少量飲み続けていることを告白。抗うつ薬を使うことを恥じて使わないことに異論を投じています。
「みんな精神的な病気を他の病気とは違うカテゴリーのものとして扱うけれど、私はそうは思わない。他の病気と同じように扱われるべき。精神の病気は目に見えないけれど存在することはたしか。もし治療が可能なら治療すべきだと思う。」
また精神的な病気が身体症状としても現れると話しています。
「OCDからひどい健康不安を抱えていました。脳に腫瘍ができたのかと思ったくらい。MRIを受けたあと神経科の先生が精神科を紹介してくれました。年を取るにしたがって強迫観念的な思考や恐怖はだいぶ消えました。自身の恐怖が障害のせいで現実から来ているのではないと知るだけでも大きな助けとなっています。」
「とにかく人生でずっと大きな不安感と闘ってきました。」
舞台に上がる前の過緊張を克服するためにカウンセリングにも通っているそうです。
「OCDを自分の一部だと受け入れて、今ではOCDが私を守ってくれていると考えています。仕事でもいい意味で役立っています。ただ、これから乗り越えたいのは橋やトンネルを運転している時の恐怖。これだけはなかなか克服できていません。」
アマンダは今年2017年の3月に女の子を出産しましたが、妊娠中もこの抗うつ剤を少量飲み続けたそうです。OCDの症状が強く出ることと抗うつ剤を微量飲み続けることのどちらが良いのかもちろん医師と相談の上決めたのでしょう。
自分の病気について、しかも精神の障害について告白することはとても勇気のいることだと思います。アマンダ・サイフリッドは外見だけでなく中身もとても美しく強い女性だなと思いました。
余談ですが、私は彼女がヒロインをつとめた「ジュリエットからの手紙」が大好きです。イタリアベローナの美しい風景、国境や世代を超えた友情、ロマンス…。とても心温まる映画でした。ぜひ観てみてください♪
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