こんばんは。momongaです。しばらく前にソマティックエクスペリエンスで奥に滞っていたトラウマエネルギーを解放し、大きめの反応が出て、その後体調不良が続いてしまっています。感覚過敏(サイレンやバイクの音や見たいものではないのに目に入ってくる視野情報、物にぶつかりそうでイライラする等)、浅い呼吸、肩甲骨から首の凝り、吐き気、めまいが特にひどく、寝つきが悪く、焦燥感や不安感がでることもあります。ここ数日特にひどく用事に集中しづらかったので急遽EMDRの先生と北海道のお医者さんに電話で遠隔診療をお願いしました。
EMDRの先生は電話でガイドしながらブレインスポッティングをしてくださり、神経の鎮静を図ってくださりました。
「不調かもしれないけど、今身体で少しでも楽で安定している部分があればそこの感覚に意識を向けてください。」と。それができたらその感覚を意識したまま目線を左右上下に動かして、心地よい感覚が一番感じやすい場所を見つけたらその一点を見つめ続けるというのをしばらく続けます。瞑想がうまくできた時のような安心感が徐々に湧いてきました。
最終的には呼吸が深くなり、身体全体が緩み、視野が広がる感じがあり、感覚過敏も楽になりました。
音や視界情報など外からの刺激が境界線を越えて侵入してくるような不快感があったのですが、ブレインスポッティング後は情報として耳や目から入ってきても、脅かす存在ではなく境界線の外で起きたこととしてとらえられる感じ。バウンダリーができることの安心感を味わえました。
それから、調子が悪いときは左目が若干動きづらいこと、左目の視野のほうが右より狭い感じがすることに気づきました。
その後北海道の先生に医学的見地から症状悪化の原因と対策法を教えてもらうべく遠隔診療。
「momongaさんは調子が悪いときは右脳が不活性化しているんだよ」と指摘をうけました。
右脳の活動が停滞していると左目が動きづらくなったり、左の視野が狭くなったり、左側をぶつけやすくなったりもするそうです。右脳は感情や感覚、直観をつかさどっているそうなのですが、右脳が不活性化することでうまく感覚や感情の処理ができなくなっているのでしょうか…うつ状態のときに右脳が不活発化しやすいそうです。
どうしてもつらくて耐えられない時は薬で一時的に脳全体の活性化を助けることもできるそうですが、根本的な治療にはならないそうで…
PTSD&HSPやADHDなどを総合的に診てくれる東京のお医者さんを探したいと相談したのですが、東京では一か所。(すでに昔通ってみて合わずにやめた病院でした。。。)やはりすごく少ないそうです。この分野をみれるお医者さんは日本に本当にごくわずかしかいないのと、治療は薬よりもやはりSEやEMDRなどがメインになるそうなのです。
ソマティックエクスペリエンスやブレインスポッティング、ヨガ、瞑想などで神経の鎮静化をはかることで脳全体のキャパシティも広がり感覚過敏なども和らいでいくそうです。またウキウキできることや楽しいこと、夢中になれることをしていると右脳が活発になるそうで、それもとても大事なことだよとアドバイスを頂きました。
それから感覚過敏は恐怖や不安から守りに入って(受け身モード)凍り付き反応になっている時に感じやすいらしく、自分が楽しんで主体的に発信しているときは和らぐそうです。
SEの後、体調不良が続いてしまった理由としては、ばーっと封印していた記憶や感情が出てきたときに私はびっくりしてしまったのとなんだかそのくらいのことでトラウマになっていたのかとちょっと自分を恥じるような気持になり、せっかく出てきたものをまた抑え込もうとしたようで、それが守りモード(凍り付き反応)を招いているとのことでした。SEなどで押し込んできた記憶やエネルギーが出てきたときは、辛いのに出てきてくれてありがとうと感謝をしたり自分で受け入れてあげられるとその後症状が楽になっていくようです。
「ワクワクすること、感謝と受容のパワーはすごいんだよ」と先生がおっしゃっていました。
医学的なPTSDや発達障害の知識もあり、薬の処方もでき、SEやEMDRという治療法も理解している先生に説明をしていただくととても納得できるし安心します。
ワクワクと感謝と自己受容。
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